ULA-Equipment Conduit
http://www.ula-equipment.com
Weight:20 oz./567g

Volume:3200cu in/52L
*Main Body:2100cu in/34L
*Front Mesh Pocket:450cu in/7.3L
*Side Mesh Pockets:350cu in/5.7L
*Ext. Collar:200cu in/3.2L
*Hipbelt Pockets:100cu in/1.6L

Load Guide: 20-30 lbs/9-13.5kg

Size(torso length)
S/M: 17"-19" M/L: 20"-22"
私は18"1/2なのでS/Mにした。

ConduitはULA-Equipmentというガレージメーカーのback pack。販売方法はWEBがメインでUSAのショップでも数軒で売られている程度のようだ。
私もいろいろあったけど無事に手にする事ができた。
Conduitの他には
*Relay 2,100 cu in / 35 L $99
*Amp 2,600 cu in / 42L $89
*Circuit3,750 cu in / 60 L $175
*Catalyst 4,600 cu in / 75 L $225
などがある。
Catalystは「Back Packer Magazine」の「2007 Gear Guide Best Thru Hiker」を受賞している。

Conduitはライトウェイトな装備で3〜4日程度のバックパッキングに使われるようなモデルとULA-Equipmentでは推奨している。出来る限り荷物を減らす為に背面パッドは無い。スリーピングパッドで代用しろということだ。その為、スリーピングパッドを入れるパッドスリーブが付けられている。私は日帰りハイキングがほとんどなのでフォームパッドを切り入れている。
ちなみにULA-Equipmentで推奨している
スリーピングパッドはThermaRest Pro Liteの3/4である。基本的には幅20"/508mmで長さがショートなら入るようだ。モンベルU.L.コンフォートシステムパッドは幅500mmだから問題ないと思う。
なら、サイズによる背面長の違いは?と気が付く人は鋭い。トルソーサイズでS/M、M/Lを選ぶのだが、Conduitに関しては背面長は一緒。ショルダーストラップの長さが違う。これで対応しているようだ。
背面パッド上と向かいのフロントメッシュポケット裏の二箇所にベルトのループが縫いつけられている。ここにはオプションの「Internal Stash Pocket」と「Hydration Sleeve」を取り付ける事ができる。どちらも注文してみた。ハイドレーションは持っていないので使っていないが、ポケットは小物の整理に便利。私は鍵や財布を入れている。今となっては、もうひとつ注文すれば良かったと思っている。
上部には雨ぶたは無く、ドライパックのようにロールトップになっている。ULA-Equipmentのサイトではロールトップ部分のエクステンションカラーの布地がダブルダイニーマ・グリッドストップなのだが、送られてきた物は黒いリップストップになっていた。このほうが巻き込み易いのかもしれない。
巻き込んでいるエクステンションカラーで容量の調整が可能。この部分だけで3Lほどの容量が増やせる。
その上には荷物を押さえ込むようにストラップがセンターにあり。フロントメッシュポケットと繋がっている。
両サイドには上部がコードで調整できるメッシュポケットがあり、ナルゲン32ozや写真のようなボトルが収納できる。

このポケット上部にはサイドコンプレッションストラップ。その脇には「ULA」とプリントされたトレッキングポールやアイスアックスを固定するためのベルトがある。

上部ロールトップを止めるストラップはメッシュポケット上に縫いつけられており、ストラップの端には迷わないように黄色布が付けられていた。ULA-Equipmentのサイトの写真だとシルバーのストラップなのだが、黒いオーソドックスな物に変更されたようだ。

背面はダイニーマの布地でメッシュにはなっていない。私は汗かきではないのでよいが、汗を多くかく人は対策が必要かもしれない。

ウエストベルト左右にポケット。ここにはコンパクトカメラや行動食を入れている。歩く時にも邪魔にならず、アクセスが簡単なので、すごく便利。ULA-Equipmentのサイト写真では全てダイニーマだったが、ここも黒いリップストップ変更されていた。
ウエストベルトにはフォームが入り、体が当たる面にはメッシュ素材が縫われている。体へのフィット感はまあまあ。背面パッドと繋がりがないので、こんなもんだと思う。
特徴的なショルダーストラップ下部の付け根。多くのバックパックはウエストベルト付近から出ているが、Conduitはバックパックの底を支える感じで付けられている。子供をオンブしてお尻に手を添える感じに近い。
ショルダーストラップにはオプションの「H20 Bottle Holsters」。ペットボトルを固定できるストラップなのだが、使った事はない。なぜならば、ペットボトルを持ち歩かないから。なぜ注文したのかと言えば「必要になったら頼むの大変」だから。
ショルダーストラップのDリングには、これまたオプションの「Handloops」長時間歩行時に起こる手のむくみに効果がありそうだ。

背負った姿は、こんな感じ。フロントメッシュポケットは、かなりの容量なので行動中に出したいものは全て収納出来る。
泊まりで歩く時には調理するためのクッカーやストーブも収納して、行動中にはメインのロールトップを開ける事をしなくても済みそうだ。

最近は背面パッドなどに凝ったモデルが多い。まだ上限の重量を背負った事がないのではっきりとは言えないが、私はこれで十分と感じた。エアー何とかとか、ダブル何とかは、すごくかっこいいけど。
テント泊で使ってみて本当の使い心地が分かると思うので、もうしばらくお待ちを。