*06 7/31
梅雨明け宣言のあったその日の20時に家を出て秩父の渓流に向かいました(車中泊)。今回はいつもの渓より車で40分ほど奥の渓を予定していたのですが、林道に入ると直ぐに落石の数々。その数が尋常ではありません。その石(岩と呼べるほどのものまで)を避けながら車で上ったのですが、道の真ん中に落石が...。私の車では通れないのです。軽自動車なら通れるのに。ここで諦めいつもの渓へ。

車を途中に停め、徒歩で上がる事も考えたのですが、土砂崩れや落石で帰れなくなったという話も聞いていたので今回は諦めました。(Mt.bikeの導入もありですね)
それと所々に秩父警察の立てた「行方不明者や転落が多いので注意」という立て札にびびったのもあります。二週間前にもさらに上流で亡くなってますし。

※今回からウェーダーではなく忍者セットを使用。ひんやりして気持ち良かったです。


いつもの渓にも長雨の影響か落石や小さい土砂崩れを見る事ができました。でも、昨晩の渓に比べればかわいいものです。
入渓して数投目ですぐに反応あり。下の段に落ちてさようなら。このパターンで何匹かのヤマメを逃しました。

やっと一匹。そして最後の一匹。なんとも寂しい釣果。
二個目の人工物まで遡り納竿。まだ時間は早いのですが、今日はフロートチューブも持参しているので、ここから40分ほどのダム湖に向かいました。
ダム湖には11時頃到着。釣れるのは夕方近くなってからなので、奥の川を見にいったり、昼寝をしたり、釣り人社の渓流を見たりして過ごしました。(瀬畑雄三さんて凄い人ですね。こんな人と源流に行ってみたいものです)

今回はAshinoko Old tackle Bass bugging Clubのリーダー[よしだNOTE]のよしださんに手配して頂いたABU DELTA5を使ってみました。はたしてディスクドラッグの出番はあるのか?
ですが全く釣れません。途中、尿意をもよおし、着岸して見ると、今までバグを打っていたところに小バスがいるではないですか。まあ、小バスでも釣るかと#6バグからマドラーミノーにチェンジ。しかし、釣れない。

あまりに釣れないのでキャストして「ボケー」としていると「チュパッ」という小さいバイト音。「ん?」と合わせるとすっぽ抜け。もう一度同じ場所に投げ、しばし待つとあっけなく釣れました。

同じようにキャストして待つと飽きない程度に小バスが釣れ続きます。

でも、みんな小さい。

途中で、釣れてもこのサイズまでだろうと思い、25cmほどのバスでタックルと一緒の写真まで撮る始末。
ですが、やはりディアヘアバスバグで釣ろうと思い立ち、ボックスで一番小さい#8を結びキャストを続けました。ですが全然釣れない。またマドラーミノーに。なのに釣れない。こりゃ場所だろうと先程の場所に戻り、フライもバスバグに戻しキャストを続けました。

コンクリート壁にバスバグをぶち当てるようにキャストし数十秒。何も起こらないので、ちょこっとアクション。その後、数秒。今までと違う少し大きめの波紋と共にバスバグが消えました。最初の走りではまあまあかな程度だったのですが、ラインを数回手繰っても上がってこず、いきなり真下に走り始めたのです。ラインを手繰る「ブギュィー」と出されるを繰り返しABU Safari Zoomを絞り込んだのは44cmのバスでした。

かなり走り回り疲れたのかリリース後もしばし動かず、その後、ゆっくりと泳ぎだし黒い湖底へと沈んでいきました。
この後、#6バスバグで一匹ばらして納竿しました。

家を出たのが、前日の20時。家に帰って来たのが20時。丸々一日遊びまくりました。もう本当にヘトヘト。でも、心地の良いヘトヘト感です。来週も同じ感じを味わいたい。どなたかダブルヘッダーに付き合ってみませんか。本当にヘトヘトですよ。