先程の先行者がいる渓に向かう。車を除くと作業服の上着と靴が置いてある。この感じだと地元の人が時間が出来たからって感じなので、そんなに奥まで入ってないだろうと歩き始めた。
入渓しようと林道から下を除くと小さいクーラーボックスを肩から下げた人が登ってきた。足元は長靴。やはり思ったとおり。
「どうです?」と聞くとクーラーボックスを見せてくれた。ヤマメが5匹ほど。
「どこまで?」と聞くと「橋まで。そこから先に入ればいいよ」と言われた。
橋まで林道を歩き入渓。まぁ、橋の手前からやってみようとキャストするといきなり出た!心の準備が出来ていない。合わせたけどヤマメ特有の「グリングリン攻撃」でばれる。
「なんだよ〜」と自然に声が出ていた。悔しいけど何だか嬉しい。実は昨年訪れた時、この渓の変貌にがっかりした。林道の土砂崩れ防止工事の為、渓に土砂が入り全体的に浅くなってしまっていたのだ。そのせいか魚が全く見られず釣れなかった。それが昨年の台風で流されたようで少し回復し魚も多く見られた。
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