*06 09/04

本当なら「奥鬼怒温泉釣行」に出かける予定でしたが、妻の車のエンジンが掛からなくなり、やむなく中止。
ですが、釣りは中止にはできない!ので、いつもの方面にタバコ臭い代車で出かけました。いつもなら車中泊ですが、どうにも、この臭いに我慢できないので早朝出発。


いつもの渓でもいいかなぁと思っていましたが、ちょっと足を伸ばし(代車なのに)ちょっとだけ奥の渓に。
途中、コンクリートの建造物を眺め、コンクリートの建造物の上を走り渓に向かいます。

事前情報の駐車スペースには、すでに先客がいらしたので、少し上に車を停めました。この辺りからも入渓出来そうだったけど、先客と同じ場所から入渓。って思ったら車が無い。もうお帰りらしい。それとも地元の車だったのかも。
まあどちらにしても、この道を戻ってくる予定なので上に停めたほうが、後で楽ができますから結果オーライ。

入渓して、あまり時間が経たずして良い感じ出たのですが、フッキングできず。ヘタクソなので、いつも一番最初は失敗。その後も、その後も...。
しばらく進むと、ヘンテコな物が見えてきました。宙ぶらりんになってる橋のようです。上から二本のワイヤーで吊ってるだけ。ちょっと押してみたらユラユラと揺れ放題。アスレチックのアトラクションみたい。
少し遡ると、同じような橋が現れました。これも揺するとユラユラ。これ本当に渡れるの?四つん這いにならないと恐くて私には無理そうです。
沢登りや釣り人は川に入ってしまうから関係ないけど、使うのは測道を歩いてきた人か、河川、林道従事者ですよね。本当に大丈夫なのかなぁ。

ほとんど反応が無いまま、妙に平たい足跡を確認し、遡行を続けました。
身を隠していた岩をみると、凄く大きな水棲昆虫の抜け殻を発見。こんなの喰われてるの?TMC8089#6位あるよ。
まあ、そんなにでかいフライがあるわけでもなく、#14のパラシュートで釣り上がります。

そしてやっと釣れました。釣り始めて2時間ほど。ほとんど諦めていて、退渓ポイントがあれば帰ろうかと思っていたところでした。

釣れたので調子も良く釣り上がると、5mほどの大岩。脇を超えられるだろうと進むのですが岩と倒木が重なりあい行く手を阻みます。仕方がないので、少し戻り巻くことにしました。面倒くさいので瀬を渡ろうしたら予想以上の深さでキンチチジ。
どうにか巻いて先を進むと、かなり古い堰堤が見えてきました。所々、流れによって削られ丸みを帯び、風化しボロボロの箇所も。
100年に一回の水害を防ぐ為にコンクリートをバンバン流し込んで作っても、それが100年持たないって事は考えているのでしょうか。

連続の高巻で疲れ、デジカメの時計を見ると12:00。テン場だった形跡もある、開けた少し木陰のある河原で昼食にしました。
いつものように「Vargo Triad Titanium Stove」でラーメンを作ったのですが、風防のせいで熱くなりすぎたのか燃料が吹き出し小火事。しかし、こいつは手が掛かります。燃料が足りなくなるかと思ったけど、どうにかギリギリで作る事ができて、一安心。「麺かなり固め、汁ぬるめ」っていうラーメンになるかと思った。

昼食を摂った河原から少し遡ると目指していた釣り橋が見えてきました。これより先だと退渓するのに辛そうなので、ここで納竿。
あとはこの道を国道まで登ります。

こっから先は来年かなぁ。まだまだ先は長そう。ここから先は結構険しいという話。単独ではやばいかな。

国道まではスイッチバックのシングルトラックをヒイヒイ言いながら登りました。かなり上の方をトラックが走っているのは分かっていましたが、まさか20分も掛かってしまうとは。
次回はここを下り、先を目指すのかと思っただけで嫌気が差します。

国道はトラックがバンバン走っており、ここが山深い場所だということを忘れるほど。こんなクネクネした道路を(場所によっては結構狭い)トレーラーで神業のごとくカーブを曲がっていくのを何度となく見かけました。ドライバーは職人ですね
そんな中、休日が月曜日な私は働いている人を見ると申し訳なく思ったり。
こんなに遡ったのか思うとほど国道を下り、やっと代車に到着。臭ッサーと窓を全開にして臭いが飛ぶようにゆっくり着替えました。

そうそう、前回の釣行で穴が開いているのが判明した「モンベル・ネオプレーンソックス」をアクアシールを使って補修しました。
完全に補修できたらしく、前回のような浸水は無し!非常に快適。
でも、この見た目、ちょっと厚く盛りすぎたかも。まるでナマズです。
手を入れてみると何かのキャラクターみたい。セサミストリートに出られますかね。レッドスネーク・カッモーン!の方が合ってるかな。ブラックスネーク用の壺をお願いします。